今日は梅雨の合間を縫ってスポーツスター・ロードスターのパワーチェックに行ってきました。
パワーチェックって?
そもそもパワーチェックとは何かというと、バイク屋さんなどがやっているバイクのパワーを計るサービスです。
バイクのパワー、つまり馬力とトルクがどのくらい出ているか、エンジンの回転数とともにテスターでチェックしてくれます。
ダイノジェットというメーカーのテスターを使っているところが多い気がします。
なんでパワーチェックするの?
そもそも吸排気がノーマルなのに、馬力計ってどうするんだよ?という声もあるかもしれませんが・・・。
ハーレーはカタログに馬力が載っていません!
これは割と有名な話かと思いますが、ハーレーは馬力を一切発表していません。
トルクは一応出していますが、モバイルの方のページでは「スペック」欄に排気量しかエンジン周りのことは載っていないという思い切りの良さ。
「ハーレは馬力で乗るんじゃない、心意気で乗るんだ!」(今考えた格言)
ともあれ、ちょっと今後のカスタムのこともあるので、計ってみたい。
ナップスでパワーチェック!
上にもリンクを置きましたが、ナップスに行くことに。
梅雨の合間だし、結構空いてるんじゃ?という予想は見事にはずれました。
無情にも「ピット作業80分待ち」の表示が。
店員さんに聞くと、パワーチェック自体も30〜40分かかるとのこと。
ちょっと悩みましたが、本も持って来たし待つことに。
ちなみに、パワーチェックはベースマップという基本的な方を選びました。
3240円(税込)。
上級コースは5400円ですが、こちらはセッティングを出すような用途で使うらしく、これから吸排気をいじるかもしれない僕の場合は不要と判断しました。
上級の方が時間もエンジン負荷も増えるというのも理由です。
待機中
注意事項
パワーチェックはエンジンにいいものではないです。
ということで、誓約書を書かされることになるんですが、いくつか注意事項。
・誓約書・・・ぶっ壊れたり、パンクしたり、不具合出ても文句言いません!
・回転数・・・どこまで回すか記入します。僕の場合、レッド寸前の5500回転にしました。
・ABSランプ・・・ハーレーの場合、稀にABSランプが点きっぱなしになってしまうことがあるらしいです。その場合は、ディーラーで直してもらえるとのこと、
・ローダウンしていると受けられないことも・・・ローダウンしていてテスターに載せられないと当然ですが不可です。
・タイヤサイズによって受けられないことも
・マフラーは車検内のものを・・・近隣に迷惑なので爆音マフラーは不可。
マイ・ロードスターのスペック
そもそも、僕のロードスターですが、吸排気はフルノーマルです。
エアクリーナー、マフラー、ECM全ていじってません。
走行距離は6400kmくらい。
主にツーリング使用がメイン。
そして、テスト本番
結局、1時間程度待っていたら、パワーチェックが始まりました。
台に載せて、しっかり固定します。
ブオンブオンと吹かせます。
で、結局10分くらいで終わったような・・・。
準備含めて30分くらいってことだったのか?
さて、結果は?
どーん!
馬力=55.97PS
トルク=8.3kg・m
とのことでした!
といっても、比較するものがないから何とも・・・笑。
ネットで見ると1200ccのスポーツスターは50〜60馬力台っぽいです。
ロードスターでインジェクション・チューニングした人たちの話によると、ノーマルだとだいたい50馬力台後半が出ていたようなので、こんなものかな?
ちなみに、カタログ・スペックとは計り方が違うので、カタログ・スペックより10〜15%程度落ちるとのこと。
なので、ロードスターのカタログ値がもしああれば、65馬力弱って感じでしょうか。
トルクは、カタログ値が101Nm=10.29kg・mなので、だいたいそのくらい出てる感じかな。
5500回転までと伝えましたが、その前に谷がありますね。
普段でも、5000回転を越えるとガクンと落ちるところがあったので、それですね。ノーマルのマッピングがそうなってるのかな?
あ、あと空燃比も計ってもらえました。
下の方のヤツですね。赤い線が理想値。
それより上だと薄く、下だと濃いとのこと。
ディーラーの方曰く、「空燃比もパワー曲線もイイ感じです。回転数4500くらいが一番気持ちいいあたりじゃないですか」とのこと。
まとめ
というわけで、なんとなく計りに行ったパワーチェックでしたが、ロードスターの楽しさが数値的にも証明できた気がして良かったです。
吸排気をカスタムするってことは、この数値を変えることになるのか・・・?
ともあれ・・・、
「ハーレは馬力で乗るんじゃない、心意気で乗るんだ!」