ここのところ、ツーリングや出先で「バイクは寒くて大変ですね」と声をかけられることが多いです。
会社では「冬はバイクに乗らないんでしょ?」と言われたりもします。
あれ、そう思います?
確かに乗らない人からするとそういうイメージがあるのかもしれません。
ですが、僕は冬こそバイクが楽しい時期だと思ってるんです。
・・・もちろん、春と秋がベストですけどね。
でも、最近の春と秋はあっという間に過ぎ去ってしまうと思いません?特に今年の秋は短かったなあ。
そんなわけで、今回は冬こそバイクに乗るべき理由を書いていきたいと思います。
バイクを持ってない、これから免許取ろう・バイク買おうっていう方にも読んで欲しいです。
冬は暑くない!
当たり前だろっていうツッコミが飛んできそうですが、いや、ほんとコレ大事。
バイクって夏のイメージがあったりして、「夏季休暇前に免許取ったるぜ!夏は乗るぜ!!」っていう人が多いと思います。中古価格も高くなったりするし。
でもね、夏はね、暑いんですよ。
めっちゃ汗かくんですよ。
特に僕のような汗っかきは、休憩でメットを脱ぐとグッショリ。それを再びかぶるときのウンザリ感・・・。
もちろん、ウェア類もヤバイです。特に下着・・・ていうかパンツがね。漏らしたのかというくらいグショ濡れです。
そして、夏の道路。当たり前ですが、熱くて死にそうになります。高速を走りながら熱中症になるんじゃないかと思ってサービスエリアに逃げ込んだことが何度もありました。
そういう夏の洗礼を受けると、バイクに乗るのが嫌になっちゃったりする人もいます。
その点、冬は防寒だけ整えれば汗をかくこともなく快適でいられます。
冬は熱くない!
誤植じゃないですよ?
僕の乗ってるハーレー・ロードスターですが、1200ccの空冷エンジンを積んでいます。まさに股火鉢。もの凄い熱を持って股から全身を熱放射で責め苛んできます。ドSバイクです。
ハーレーに限らず夏場の大型バイクは完全にストーブ状態です。しかも、渋滞にハマろうものなら、道路の熱、クルマの排気熱、エンジンの熱放射で死あるのみです。
それが、冬ともなれば逆の状態に!
ストーブを股に挟んで走るので暖かい・・・は言い過ぎですが、かじかんだ手をかざすと温かくて癒されます。
空気がキレイ
名所高所に行ったときに空気がキレイだと、遠くまでハッキリクッキリ見えていいです。ナイト・ツーリングなんかもオススメです。
温泉がうれしい!
寒いからこそ、ツーリング先で入った温泉がうれしいものです。身も心もホッとしますよね〜。
出たくなくなって長居してしまうこともありますが・・・。
バイクの調子がいい?
コレはバイクにもよりますが、空冷が効くのはやっぱり冬。エンジンも軽やかに吹け上がります。
あ、もちろんしっかり暖機しないとダメですよ。
バイク(とパーツ)が安い
冬場はお客さんが減ります。なので、バイク屋さんも値引きをしたりキャンペーンをやって何とか買ってもらおうと努力してます。中古バイクも値下がりするらしい。
あと、バイクショップのセールが結構ガッツリやってるのは冬の時期(あと梅雨)な気がします。
番外:デメリット!?
はい、もちろん冬に乗るデメリットもあります。
■寒い・・・寒いとですね、身体が普段より動かないんですよ。そうすると危ないです。緊張します。そうするとまた身体が動かなく・・・悪循環です。
■防寒装備は高い・・・そんな寒さは防寒装備で完璧にシャットアウトできるんですが、装備をひと揃い用意するとお値段がね・・・。結構お高くつきます。
■冷たい・・・バイクが冷たいと動きが悪くなります。エンジンの暖機だけでなく、タイヤや各部の動作を暖めるのに時間がかかっちゃいますね。
■路面が悪い・・・落ち葉や雪解け水、果ては路面凍結と路面が悪いことが多いかも?
■スカイラインは閉鎖されてる・・・そんなわけで、雪に封鎖されている高原道路が多いこと多いこと。
・・・あっれー、思ったよりデメリット多いな。
いや、でもホント、冬も楽しいんですよ!?
ということが言いたくて、この記事を書いてみました。
あ、そうそう、ハーレーは飛ばさなくても楽しいんで、冬場も寒くならない速度で走れていいですよ。
[2017年11月16日追記]
最近は、冬でも暖かい電熱装備に惹かれてます。
heatech.jpもうカイロの時代じゃないのかな?
でも、お高いのです・・・。